今からでも間に合う!高校受験の効率的な勉強方法を解説

 

志望校に入学して、”憧れの制服を着たい!” “先輩のように部活を頑張りたい!”と思いませんか?
しかし部活を引退して、今から勉強しても高校受験に間に合うのかな、受験勉強はいつからはじめたらいいんだろうと悩む方も多いでしょう。
今すぐ勉強をはじめれば、志望校に合格できる可能性はまだまだあります。
正しいやり方で取り組み、志望校に合格した先輩たちもいます。
勉強開始時期にあわせた効果的な勉強方法を紹介しますので、今からでも間に合うように高校受験に向けて頑張りましょう。

*目次

高校受験の時期
 私立高校の受験時期
 公立高校の受験時期

高校受験の勉強はいつからはじめるべき?
 今すぐ
 おすすめは中2の冬
 部活動をしていた人は中3夏

今からでも間に合う!効率的な勉強方法
 学習計画
 志望校の過去問
 基礎固め
 暗記

受験勉強を始める時期ごとのコツ
 中1~中2
 中3春
 中3夏休み
 中3秋
 中3冬~入試直前

高校受験に間に合わせるために気を付けたいポイント
 学習習慣をつける
 苦手科目は克服する
 得意科目をつくる

高校受験に向けた塾の活用方法
 自習室を使う
 受験までの学習計画を相談する
 志望校の出題傾向を教えてもらう

まとめ 

 

高校受験の時期

志望校の受験時期はいつ頃か確認しましたか?
中3の1月から3月くらいかなと知っていても、1月なのか3月なのかで2ヵ月も勉強できる時間が変わります。
3月だと思っていたら1月だった場合、2ヵ月分の勉強時間を巻き返すのは大変です。
まずは入試の時期を知って、今からでも間に合うように学習計画を立てましょう。

私立高校の受験時期

一般的な私立高校の受験時期は、1月上旬から2月上旬に推薦入試が行われ、1月下旬から2月中旬に一般入試が行われます。
公立高校より時期が早く、併願受験や専願受験など受験の種類もいくつかある場合があります。
複数の高校を受験する場合は、日程が重ならないかの確認もしておくと良いでしょう。

公立高校の受験時期

公立高校は2月上旬に推薦入試(前期試験)、2月下旬から3月上旬に一般入試(後期入試)が行われるのが一般的です。
公立高校は1校しか受験できないので、この1校が本命となる方が多いでしょう。
受験時期とあわせて高校選びも大切になりますので、学校や塾の先生に相談して決めるのもおすすめです。

 

高校受験の勉強はいつからはじめるべき?

早く勉強を始めた方がいいことはわかっているけど、部活もあるし、友達とも遊びたいというのが本音でしょう。
いつから受験勉強をはじめれば、志望校に合格できるのか、おすすめの勉強開始時期を解説します 。

今すぐ

先延ばしにしたい気持ちも理解できますが、やはり早くはじめるに越したことはありません。
中1・中2のときから毎日の授業内容を身に着け、苦手をなくしておくと中3では応用問題や反復演習に時間を使えます。
また中3で勉強をはじめる人より大きくリードできる点で、ライバルと差をつけられるのでとても有利です。
思い立ったら今すぐ、取り掛かりましょう。

おすすめは中2の冬

勉強は早くから始めるのがいいのはもちろんですが、高校受験を意識した勉強をはじめる場合、中2の冬がおすすめです。
部活動も落ち着いてくる中2の冬に中学2年生までの勉強内容の総復習をはじめるのです。
また中3の春は最高学年として、学校行事に忙しくなる場合もあります。
忙しくなる前に、高校受験までの学習計画をたて、中3夏から本格的な受験勉強のスタートダッシュをきれるように準備をしておくのも良いでしょう。

部活動をしていた人は中3夏

部活に専念していた方は、引退後の中3夏から勉強に力をいれるパターンが多いです。
それまで部活動に専念していた男子生徒は、部活を引退するとそのパワーを勉強に向け、ぐんぐん学力が伸びるケースもあります。
中3夏からでも、いっきに受験モードに入り、集中して取り組めば入試にも十分間に合います。
このタイミングで受験モードに火がつかない場合は、学校や塾で勉強に取り組む環境をつくるなど、とにかく学習習慣をつけることが大事です。

 

今からでも間に合う!効率的な勉強方法

今すぐ勉強をはじめることは大事ですが、手当たり次第に勉強すれば良いものでもありません。
入試では学校や地域によって出題傾向が異なりますので、傾向を知りポイントを抑えた勉強を進めるのが大切です。
志望校に合格し、憧れのスクールライフを送るために、効果的な勉強方法をしっかり取り入れて下さい。

学習計画

まずは受験までの勉強期間はどのくらいあるか確認し、勉強スケジュールをたてましょう。
1ヵ月単位でスケジュールをたてたら、1週間単位、1日単位で計画をたてて計画に沿って進めます。
無理して計画するより、少し余裕をもった計画の方が達成感があり、やる気が持続します。
勉強スケジュールは都度、修正して受験に間に合わせましょう。

志望校の過去問

志望校の過去問を解いて、出題範囲や傾向の確認、自分の得意・不得意箇所を知りましょう。
はじめて解くときは、自分の課題を見つけるのが目的なので、合格点に届かなくても問題ありません。
どんな問題が出るのか確認し、その中で自分の不得意箇所は入試までに勉強して克服すれば良いのです。
しばらく勉強してから、再度過去問に取り組むとまた違う課題が見えてくる場合もあります。
志望校の過去問は繰り返して、出題傾向に慣れておくと良いでしょう。

基礎固め

基礎を固めるのは最も大切なので、丁寧に行うべき作業です。
基礎ができないと基礎問題も解けませんし、応用問題を解くのも難しいでしょう。
また基礎がしっかり定着すると、応用ができるようになり、学力はあがっていきます。
中1・中2の早い時期から受験を意識した勉強を始められる人は、基礎をしっかり固めましょう。
中3から勉強を始める人も中学生の総復習で、基礎を抑えるのは大事です。

暗記

過去問を解いて、一問一答形式の問題があれば、暗記系の勉強も必要です。
社会科や国語の四字熟語は答えを覚えているかどうかで、得点が変わります。
暗記だけで得点がとれるのはチャンスですので、勉強時間が少ない人は暗記に力をいれるのも1つの戦略です。
覚えていればわかるし、覚えていなければ当日いくら考えてもわからないので、通学時間を使ってコツコツ覚えましょう。
合格ラインぎりぎりの場合、暗記系の数点が明暗を分ける可能性もあります。

 

受験勉強を始める時期ごとのコツ

高校受験に間に合わせるためには、入試までどのくらい時間があるかによって取り組み方が変わります。
受験勉強をはじめる時期によっておさえるポイントがありますので、ポイントをおさえながら効率よく勉強に取り組み、メリハリをつけた時間の使い方をしましょう。
勉強開始時期ごとのポイントを解説します。

中1~中2

中1・中2から高校受験を意識して勉強を始める場合、毎日の授業や提出物をしっかり取り組みましょう。
基礎を固めるのが大事ですので、復習にも力をいれて苦手分野を作らないようにしておくことも大切です。
中3のときに中1・中2の基礎が出来ていると、受験勉強のみに力をいれられるので、心に余裕ができます。
また入試では内申点を加味する場合があるので、中1・中2から提出物や宿題をきちんとこなして内申点もあげておくと、あとで有利です。

中3春

中3の春から高校受験を意識する場合も、毎日の授業や提出物をしっかりと取り組みましょう。
中3の成績は内申点として高校に送られますので、授業態度や提出物が内申点に影響します。
中1からの基礎が身についていないと、中3の学習内容は難しく感じるでしょう。
その場合は中1・中2の復習にも取り組めると、あとが楽です。
復習時間が取れない場合は中3の1学期の学習内容に集中して取り組みましょう。

中3夏休み

中学3年生の夏休みからが高校受験対策の本番です。
この時期から受験勉強をはじめる場合は、まず中1から中3夏までの総復習に力をいれましょう。
苦手科目があるなら、苦手を克服し、基礎を固める時期にしても良いです。
学校の授業がない長期休みの時間を使い、今まで習ってきたことを身に着ける期間にしましょう。
数学と英語は基礎を定着させるのに時間がかかりますので、早めに取りかかって下さい。

中3秋

夏休みが終わった中3秋から勉強をはじめる場合は、総復習の時間をとるのが難しいかもしれません。
苦手科目が多い人は社会や理科などの暗記系に力をいれて、一問一答形式の問題で確実に点を取れるようにしましょう。
苦手科目が特になく、授業の内容はだいたい理解できている人は、総復習をしながら忘れている分野や不得意分野をおさらいしておきましょう。
秋からでは間に合わないとあきらめずに、今までの遅れを取り戻す気持ちで取り組めば、入試に間に合わせることも可能です。

中3冬~入試直前

中3冬になると、いよいよ高校受験が近づいてきますので、全科目の基礎から応用までをしっかり身に着けるのは難しいケースもあります。
自分の現状を把握し、ポイントを絞って勉強するのが良いでしょう。
苦手教科の克服をして足を引っ張る教科をなくしたり、全教科の基礎固めに力をいれたりすれば、まんべんなく点数を取れます。
応用問題はできなくとも、必ず出題される基礎問題で着実に点数を取る戦略です。
また過去問を解いて、問題傾向に慣れておくのも効果があります。

 

高校受験に間に合わせるために気を付けたいポイント

高校受験対策の勉強開始が遅れても、効率よく取り組めば志望校に合格できます。
今からでも間に合うように、気を付けたい点を解説します。

学習習慣をつける

勉強をしないといけないことはわかっていても、スマホやゲームなどの誘惑もあり、やる気が起きないときもあるでしょう。
やる気が起きるのを待つのではなく、1日15分程でも机に向かう習慣を身につけて、勉強時間を確保するのがおすすめです。
机に向かって勉強をはじめるとだんだんやる気が出てきて、15分以上勉強できる日も出てきます。
それを続けているうちに習慣が身につくでしょう。
また基本的な生活習慣を整えると、学習時間も毎日の日課に取り入れやすくなります。
規則正しい生活をして、学習習慣を身に着けると、効率よく受験勉強を進められます。

苦手科目は克服する

得意科目があっても、苦手科目が足を引っ張ってしまうと合計点数が下がってしまうのはもったいないです。
苦手科目はなかなか取り組む気が起きないかもしれませんが、1日1ページ問題を解く習慣をつけるだけでも効果がでます。
苦手科目を放置せずに、克服して入試に挑みましょう。
得意にならなくても苦手意識がなくなるだけで、受験のストレスも減り、得点アップも見込めるようになります。

得意科目をつくる

得意科目が1つあると、モチベーションがあがり勉強に取り組みやすくなります。
好きな科目から勉強をはじめ、学習習慣が身に付いたら苦手科目に取り組む習慣をつけるのも良いでしょう。
高校受験の自信にもつながりますので、好きな科目を伸ばして得意科目にするのもおすすめです。
得意科目があれば点数ものびやすく、気持ち的にも余裕ができるでしょう。

 

高校受験に向けた塾の活用方法

今からでも間に合う高校受験対策の勉強方法を解説してきましたが、自分で学習計画をたてたり、習慣を身に着けたりするのは難しい場合もあるでしょう。
塾を使った効率的な対策方法を紹介しますので、参考にしてください。

自習室を使う

学習習慣をつけるために、家で机に向かおうとしても誘惑が多くて難しい場合はありませんか?
塾の自習室に通うのを習慣にすれば、まわりの人も勉強をしている環境なので、自然と勉強時間が確保できます。
また家でわからない問題が出てきたときに、教科書を読んでも理解ができないとやる気がなくなってしまうこともあります。
塾の自習室で勉強すれば、わからない問題はすぐに講師に質問して解決できます。

受験までの学習計画を相談する

高校受験に今からでも間に合うような学習計画を、自分ひとりで考えるのが難しい場合もあるでしょう。
塾では自分の現状と受験までの期間を考え、受験のプロである講師に学習計画を相談できます。
学習計画に加えて、個々にあった学習ポイントのアドバイスをもらえます。
自分ひとりで悩まずに、プロに相談できる環境があるのは塾に通うメリットの1つです。

志望校の出題傾向を教えてもらう

塾に通っていれば、講師に志望校の出題傾向や合格するための勉強方法を相談できます。
出題傾向にあった参考書を紹介してもらったり、過去問のわからないところを解説してもらったりすることもできます。
また元塾生の講師は、数年前に受験を経験していて塾生に近い存在です。
受験生として勉強していてつまずいたポイントや、理解が難しいポイントなども共有してもらうと良いでしょう。

 

まとめ

高校受験対策のポイントを抑えて、効率よく勉強すれば、今からでも入試に間に合います。
勉強開始が遅れた場合は、学習計画をたててポイントを抑えた勉強をしましょう。
自分ひとりで学習計画をたてて、勉強を進めるのが難しいと感じる方もいるかもしれません。
そのまま放置してしまうと、本当に受験に間に合わず、志望校合格が叶わない恐れがあります。
当校で講師をしている元通塾生は、同じ悩みを抱えていましたが、困難を乗り越えて志望校に合格しました。
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監修:河原紀夫
ECCベストワン藤沢校 学校長

横浜生まれ、鳥取育ち。
東京外国語大学外国語学部(現国際社会学部)中退、青山学院大学文学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科中退。
大学生時代に塾講師として教壇に立ち、そのまま塾業界へ。塾業界28年。
「先生、できた!」「先生、ここが分からないんですけど」が大好物。
3歳から慣れ親しんだ自然も、田舎暮らしの中で憧れた都会の喧騒もどちらも好み、そのどちらも共有できる神奈川県藤沢市に在住。
都会と田舎を行き来するドライブと読書が趣味。養老孟司と大森正蔵とマーク・トゥエイン、J・D・サリンジャーを愛読。

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