学びの習慣が変える未来

学びの習慣が変える未来

「学び方」を学ぶ自宅学習

「学び方」を学ぶ自宅学習

当塾が、英検取得と同じくらい注力しているのが、自宅での学習習慣を身につけさせること。 これは単純に“学力アップ”のためだけではありません。 お友達と遊んでいる時間、ゲームをしている時間、部活動などのスポーツに取り組む時間。私たち人間には、あらゆる場面において様々なことを学ぶチャンスがあります。

学びのチャンスを生かせる人は、自らを今よりも成長させることができ、心はどんどん豊かになり、やがて充実した人生を送るようになるでしょう。 当塾は、学ぶ習慣を身につけることで、通っていただくすべてのお子様が、自らしっかり考え、小さな目標を見つけて、そこに向かって努力ができる、そんな大人になってもらいたいと願っているのです。

学びの本質とは

学びの本質とは

「学び」という言葉からは、学校の勉強を連想されがちですが、その本質は“できないことができるようになる”ということではないでしょうか。 勉強だけでなく、スポーツでも、ゲームでも、昨日までできなかったことができるようになるのは、広い意味で“学び”と言っていいように思います。 そして通常、すべての学びには、できるようになった喜びももれなくついてきますよね。 勉強やスポーツが嫌い、苦手という子でも、やっぱり同じように、新たにできるようになった喜びは感じます。 むしろ、不得意な分野でのチャレンジのほうが、嬉しい気持ちは大きいはずです。 学校の勉強にフォーカスすると、コツコツ努力していれば、それが必ず結果として現れる、という特徴があります。

どんなに頑張ってもみんながオリンピック選手になることはできませんが、時間の制限なく諦めずに勉強をすれば、ほとんどのお子様が日本の最高学府である東京大学に入学することができるでしょう。もちろん、現実にはそれぞれが挑戦できる受験のチャンスは限られていますから、なかなか難しいことですが・・・。 そうなると、リアルな目標としては、自分の学力よりも少し上の志望校をめざす、というのが一般的かもしれません。 いずれにしても、ここで大切なことは偏差値の高い学校に入るということではなく、お子様が自身の取り組みの結果に納得・満足し、後悔のない人生を歩んでいただくことなのです。 しかし、実際には大人になってから「あのとき自分はもう少しやれたんじゃないか・・・」「もっと頑張ればよかった・・・」と思うことも少なくありません。大人である私たちは誰しもが思い当たる経験のはずです。つまり、ほとんど人は、どこかで諦めたり、学ぶことをやめたりしてしまっている、ということなのです。

学ぶことをやめてしまう理由

学ぶことをやめてしまう理由

勉強を諦めたり、やめてしまったりしてしまうのはなぜでしょうか?その理由はいくつか考えられます。
たとえば、もともと勉強が苦手で楽しいと思えなかった、何をすればいいかわからなかった、受験までの限られた時間でこれ以上に成績を上げられなかったなど・・・

これらを原因別に大きく分けると下記の3つが挙げられます。

成功体験が少なく自信がない
現状と目標を客観視できない
自分にとって効率的な時間の使い方がわからない
言いかえると、「正しい学び方」を知らないということです。

先にも述べたように、本来「学び」とは「喜び」とセットになっているべきもの。そして、その喜びは嬉しい、楽しいというプラスな気持ちを呼び起こすはずなのです。
しかし、正しい学び方を知らないと、努力している時間は非常に苦しく、または退屈で、つらいものとなってしまいます。
そして、それがやがて「勉強はおっくうだ、やりたくない」という気持ちにつながっていくのです。

「正しい学び方」とは?

「正しい学び方」とは?

それでは、「正しい学び方」とはどんな方法なのでしょうか。 すべての人に共通するポイントは、下記の3つです。 自分の現状を客観的に見て、達成できる小さな目標を設定すること その目標を確実にクリアして、「自分はできる」という自信を持つこと 目標に対して必要なこと、不必要なことを、優先順位をつけて判断すること

しかし、実は上記の具体的な方法には、残念ながらたった一つの正解、というものはありません。なぜなら、人間一人ひとりの能力や性格に個人差があるからです。 これはちょうど自転車の練習のようなものです。 私たちも含め、周りの大人は「ペダルを踏んで、ハンドルを操作してください」と教えることはできますが、実際に乗れるようになるためには、本人が何度も練習をしなければいけませんよね。

転んだり、危ない思いをしながら、自分なりのバランスの取り方や力の入れ方を学んでいくのです。 「正しい学び方」も同様に、自分にあった目標設定の方法や優先順位にしたがって効率的に時間を使う方法などを、実際に試しながら自分自身で最適な方法を見つけていくしかありません。 その練習に最も最適なのが、一人で取り組む「自宅学習」であると、私たちは考えているのです。

正しい学び方がもたらす人生のメリット

正しい学び方がもたらす人生のメリット

ところで、お金や資産なら、親が一生懸命に稼いでそれをお子様に譲ることができますよね。 しかし、経験や知識は違います。 どんなに親が自転車の練習をしても、お子様がだまっていて自転車に乗れるようになることはありませんし、親が子どもの代わりに勉強してあげることもできません。

本人が取り組む以外には成長することができないのです。 その分、身についた知識や経験値は、たとえ泥棒に入られても失うことがない大きな財産となります。 自宅学習はお子様自身が取り組むもの。それが習慣化されていく過程で、子どもたちは「学び方」の練習をしていくことになります。

そして、自分にとっての正しい学び方を習得することができれば、おそらく、それはお子様の人生を大きくプラスに変える、かけがえのない経験となるでしょう。 ここからは、正しい学び方がもたらす人生のメリットについてお話しします。

問題解決への取り組み方がわかる

問題解決への取り組み方がわかる

大人になって学校の勉強のようなものがなくなってからも、私たちは日々、様々な課題に立ち向かわなければなりません。 仕事で誰もやったことがないプロジェクトを任されるかもしれませんし、プライベートでは複雑な人間関係に巻き込まれたり、趣味で新たなことにチャレンジしようという人もいるでしょう。

しかし、世の中の事象というのは、どんなに複雑に見えたり、初めてのように感じる困難も、いくつかの要素に分けて考えることができます。 そして、それら一つひとつの課題に対して丁寧に、じっくり取り組んでいけば、必ず解決の糸口が見えてきます。 幼い頃から学習習慣を身につけ、正しい学び方を習得していれば、どんな新しい挑戦にも動じることなく、目の前の問題解決に取り組むことができるはずです。 なぜなら、自分がどうやったら「できないことをできるようになるか」という手順をすでに知っているからです。

自分が置かれた現状を客観的に分析 目標を立てて、やるべきことに優先順位をつけて取り組む 人生におけるすべてのチャレンジ・成長は、この応用と言っても過言ではないのです。

適切な目標と諦めない力がつく

適切な目標と諦めない力がつく

適切な目標の設定は大人になっても意外と難しいものです。 たとえば、「夏までに10キロダイエットしよう」と言いながら、1キロも痩せないまま秋になり、冬になる・・・こんな経験をしたことがある方も多いと思います。 また、「〇〇さんは2ヵ月で10キロ痩せたらしいから、私も2ヵ月で10キロ痩せよう」と目標を立て、数日で挫折してしまう・・・こんなこともよくありますよね。 これは自分のポテンシャルや性格、意志の強さなどをまったく考慮せず、大きすぎる目標や性急に結果を求めてしまうために起こる挫折です。 本当に自分が望む結果を出すためには、まず自分の現状を正確に把握できなければいけません。そして、自分が思い描く理想との乖離がどのくらいあるかを考えます。

最終的なゴールまで遠ければ遠いほど、そこから逆算して小さな目標に落とし込んでいかなければいけません。 もちろん、こうしたやり方に慣れていなければ最初はうまくできませんが、何度か失敗を繰り返すうちに、やがて「自分はこういう人間だから、こんな目標を立てるほうが取り組みやすい」というのがわかってきます。

こうしたことも、学習習慣の中で自分なりの「学び方」を探るうちに少しずつ気がついていくことでしょう。 自分に最適な目標を立ててそれを一つずつ達成していくという作業は、潜在的に「自分はここまでならできる」という小さな自信を積み重ねることになります。 もし達成できなかったとしても、細かい目標設定であれば、失敗した原因を探り、計画を立て直してリカバリーできるということもわかってきます。 そうして、いつしか目の前にあった大きな課題をクリアしたときに、改めて「自分はやればできるのだ」という確信に変わっていくのです。 こうした成功体験を積み重ねた人ほど、物事を簡単に投げ出すことがなくなります。なぜなら、自分を信じることができるからです。 この世の中で「成功」とされていることの多くは一朝一夕で成し得るものではなく、諦めずに続けた人だけが辿り着くところにあるもの。 だからこそ、学習習慣を通じて得られる「自分を信じて、諦めずに続けられる力」が、その後の人生を大きく変えると言い切れるのです。

自らを成長させて力強く生き抜く大人へ

自らを成長させて力強く生き抜く大人へ

以前、元プロ野球選手のイチローさんが、目標に向かってコツコツと努力をすることが好きだ、と語っていたことがありました。 もちろん、ファンやチームから求められる結果というのもあったでしょうが、イチロー選手がめざしていたのは、誰かに決められたゴールではありません。 いつでも自分自身で課題や目標を見つけ、その達成のために必要な練習に黙々と取り組んでいたのです。 こうして自らを成長させ続けたイチローさんの偉業は、ここで語るまでもなく、あなたもご存知のことと思います。 プロ野球選手になったばかりの頃は、大きな注目をされる選手ではなかった、そんな彼が野球人生を通じて私たちに教えてくれたのは、学び続けることで人生は確実に変わっていくという事実、そして、戦うべき相手は他者ではなく自分である、ということです。 誰かと比較して一喜一憂しているうちは、心も人生も本当に充実することはありません。

なぜなら、他人と自分はそもそも能力も環境もまったく違う人間であり、比べることにあまり意味がないからです。 幼いうちから、学ぶこと=学習を習慣づけていれば、いつかどこかのタイミングで必ず、この大切なことに気がつくときがくるでしょう。 そうなれば、自分と戦って昨日の自分を超える喜びを知り、心も豊かに、そして毎日を一生懸命に生きる充実した人生を送れるようになるのではないでしょうか。私たちは「解き方よりも学び方を教える塾でありたい」という強い想いを持っています。 問題の解き方ではなく、1人ひとりと密にかかわる関係性の中で、もっと根本的な「学び方」を教えていきたいのです。子どもたちが最も成長する時期に、一過性の知識ではなく、これからも自分で伸び続けていくための成長のカギを渡したい、それが私たちの想いなのです。

ページ上部へ