中学生のための効率的な勉強方法をご紹介!予習・復習やテスト前の勉強法

 

中学生の皆さん、自分の勉強法に自信はありますか?

保護者の皆さん、こんな悩みはありませんか?

  • 部活が忙しくて普段は全然勉強していません
  • テスト1週間前になると、夜遅くまで起きているようですがテストの点数は上がりません

こういった悩みを解決するため、今日は効率的な勉強方法をご紹介します。

まずは定期テストはなぜ大事なのか、普段の予習・復習方法、テスト前の勉強法、そして最後に親子時間についても触れたいと思います。

 

定期テストはなぜ大事なのか

定期テストでよい点数を取るために生徒の皆さんは勉強しているわけですが、定期テストがなぜ大事なのかご存知ですか?

理由は主に以下の2つです。

 

高校進学に大きく影響する

中学生の特に5教科(国語、数学、社会、理科、英語)の成績は、定期テストの結果で決まるといっても過言ではありません。提出物や授業態度も対象ではありますが、大部分はテストの結果です。そしてその成績は高校進学時の内申書に影響します。

神奈川県立高校では、内申+入試+面接=10になるように各学校が設定します。
内申点の比率は2割から3割が多いようですが、中には4割から5割の学校もあります。

また神奈川県内の多くの私立高校では、内申点を基準としており、設定された基準の内申点を上回っていれば受験することができ、また基本的には合格というシステムになっています(一部の難関私立高校を除きます)。

つまり、定期テスト=成績=内申点は非常に大事なのです。

 

学力が定着する

もう1つの理由は、学力が定着することです。テスト勉強をするということは、それまでに習ったことを復習することです。ここできちんと勉強していれば、学力が定着します。つまり、高校入試に向けて基礎を作ることができるのです。

特に英語と数学のような積み上げ型の教科は、中1から頑張りましょう。
中1から「入試に向けて!」と言われてもピンとこないと思います。そういう時は、目の前のテストで良い点を取ることを目標にしてください。ここで良い点が取れれば、今後のモチベーションアップにつながり、気づけば各教科の基礎体力がついているはずです。

では次に、定期テストで良い点を取るために、普段は何をしたらよいかをご紹介します。

 

普段の予習・復習方法

部活のある生徒さんたちは、テスト前以外の普段から予習・復習をするのは大変かもしれません。でも今から紹介する予習と復習を1日1時間やるだけで全然違います。

是非試してみてください。

 

復習

普段の復習は、その日授業のあったノートやプリントを出してもう一度目を通してください。すると、授業中には感じなかった「あ、ここ重要」「あ、ここ意外と分かってない」という箇所が出てきます。そこにマーカーやチェックを入れて復習します。それだけです。復習しても分からなかった個所は、次の日に学校や塾の先生に質問しましょう。

普段より時間のある春休み、夏休み、冬休みの場合は、「うす問」と言われる厚さ5ミリくらいの問題集がお薦めです。苦手な教科は前の学年のものを買ってみてください。

基礎、標準、発展と段階別に冊子になっていることが多いので、自分に合ったレベルの問題集から進めていくことができます。薄いので、途中で投げ出す前に1冊を終わらせることができ、達成感を得られます。


学校長

この「最後までやり切る」という経験が、後々いろいろなことに対しても役立つことでしよう。やり切った後に感じることのできる爽快感はやり切ったことのある人だけが得られるものですから。

例えば10日間で仕上げることを目指して、10分の1ずつ毎日やってみましょう!

 

予習

予習の方法は、文系と理系では異なります。

文系科目(英・国・社)

英語、国語、社会の文系科目の予習は、音読をオススメします。

黙読より音読をしたときの方が、視覚情報だけでなく、聴覚情報も取り込んで学習していることになるので、暗記には効果的なのだそうです。また、声に出して読んだときに、分からない個所では必ず読む速度が落ちたり、止まってしまったり、頭がもやっとするはずです。

その個所だけを調べる!

これだけでほぼ完ぺきな予習になります。

また中学生になると、英検受験を検討する子も増えてくると思います。英検受験のための勉強を予習に取り入れるのもよいと思います。

英検は、特色検査入試も含めて、高校受験に大いに役立つそうです。

(・・? 学校長、他には具体的な方法はありますでしょうか?


学校長

ECCベストワンで学習することをお勧めします

ECCベストワン藤沢校では以下の流れで英検合格を目指します。

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理系科目(数・理)

理科の場合は文系科目と同じく音読が効果的です。

計算問題は、数学も理科も教科書や参考書の例題を解いてみましょう。解説を読みながらでも大丈夫です。

例題だけで終了です!

解説を読んでも分からない場合は、学校または塾の先生に聞いてみてください。それが不可能な人は、分からない個所に線を引いて次の日にもう一度読んでみます。

それでも分からない場合は、ECCベストワン藤沢校までご連絡ください!

 💡 翌日、復習として、例題を見直し、練習問題まで進めれば最強です!

★優先順位

ベストワン藤沢校学校長ほか、講師の皆さんにも聞いてみましたが、やはり優先順位の高い教科は英数だそうです。しっかりと積み重ねる必要がある積み上げ型教科だからです。

★お父さん・お母さんへ
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ちびむすドリル【中学生】

 

テスト前の勉強法

まず、テスト勉強は2週間前から始めましょう。
部活がまだある2週間前から1週間前までは勉強の準備・苦手個所の特定部活のなくなる直前1週間は苦手克服と演習と見直しといった感じです。

教科ごと(5教科)に見ていきましょう。

 

国語

2週間前から1週間前まで

漢字や文法などの暗記系の問題に関しては、範囲をしっかり把握して暗記内容をまとめます。これらを一度テストし、覚えていない個所をチェックしておきます。

長文に関しては、教科書の出題範囲である文章を読み込んでおきます。

直前の1週間

覚えていない漢字や文法は、繰り返し確認すれば必ず覚えられます。何度も確認テストをしましょう。

長文の場合、教科書から出る問題は必ず点を取りたいので、時代背景や作者の意図を理解します。またノートには先生が強調していた個所が書いてあるかもしれません。ノートの見直しも忘れずにしてください。

数学

2週間前から1週間前まで

暗記する公式をきちんと整理しておきます。できればその公式を使った問題をやってみて、どこが苦手かを見つけておきます。

直前の1週間

きちんと使いこなせていない公式がある場合、それを使った問題を重点的に解いていきます。分からない場合は早めに学校や塾の先生に聞いてください。しっかり使いこなせる公式の問題もできるだけ解いて、いろいろなパターンに慣れてください。

英語

2週間前から1週間前まで

英語の場合は単語や文法の暗記と長文読解に分かれますが、この1週間は、単語と文法です。

テスト範囲をきちんと把握して、単語帳、ノートなどにまとめておきましょう。その後、一度テストをして、覚えていない単語や文法をチェックしておきます。

直前の1週間

最後の1週間は、まだ覚えていない単語と文法の復習、そして長文読解です。ある程度単語を覚えてから、そして文法を理解してから長文問題を解いた方が断然効率的です。長文が自力で理解できた時の達成感を味わえるよう頑張ってください。

理科

2週間前から1週間前まで

理科も暗記が多いので、重要語句を中心に覚えることをまとめておきましょう。重要語句だけでは点数は取れないので、できればこの1週間で、重要語句だけは覚えるようにしましょう。

直前の1週間

重要語句を覚えたら、学校で使っている問題集を解いてみます。実際に理解できているかが分かります。苦手分野が見つかったら、そこの問題を多く解くようにしてください。市販の問題集の場合は、解説を見ながら解いていくのも効率的です。

社会

2週間前から1週間前まで

社会も暗記が多いので、重要語句を中心にまとめておきます。ただし、覚えやすくするために重要語句とその時代背景、場所、年代も一緒にまとめておきます。

直前の1週間

最後の1週間は、覚える語句と時代背景、場所、年代をリンクさせながらひたすら繰り返して覚えます。重要語句のみ覚えようとするよりも忘れないので効率的です。
ある程度覚えたら、問題集をたくさん解いてみてください。
資料集を使っている学校の場合は、資料集の見直しも忘れないでください。

暗記に関する記事

 

親子時間

勉強法からは少し離れますが、、、

中学生になると親の言うことを素直にきいてくれる子ばかりではありません。だからこそ親子の時間をもつようにしたいものですね。

志望高校の話とか、将来の夢について一度聞いてみてください。
「お父さんの場合は・・・」
「お母さんの場合は・・・」
と経験談を交えながら話すと、意外と盛り上がるかもしれません。

私の経験では、意外と子供は親の経験談をおもしろそうに聞いてくれます。

志望校については、中2までには話し合った方がよさそうですよ。


学校長

現行の神奈川県高校入試システムでは、中学2年生の成績から入試に関わってくるので、最低でも中2になるまでに志望校を決めるべきです。ゴールが決まれば、どちらに向かってどれくらいのペースで走れば良いか生徒ごとに決まってきます。

 

他には、ペア読書というのはどうでしょうか?

2人1組がそれぞれ30分かけて同じ本を読んで、感想や疑問点などを話し合います。親子で一緒に読んでもよいそうですよ。

 

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