高校生にとって英語学習など効率の良い勉強方法とは?

 

高校生の皆さん、自分の勉強法に自信はありますか?

保護者の皆さん、こんな悩みはありませんか?

  • もう高2なのに部活ばかりで勉強していません
  • 受験勉強はいつから始めればよいか分かりません

こういった悩みを解決するため、今日は高校生の効率的な勉強方法や必要な勉強時間をご提案します。最後に親子時間についても触れていますので是非参考にしてください。

 

高1から高3の必要な勉強時間

高1の勉強時間

平日は2時間、休日は5時間以上を目指しましょう!

科目はやはり積み上げ型英語と数学ですね。また、理系に進む可能性のある人は理科基礎の復習も大事です。

復習を重視して、定期テストで良い点を取ることを目標にしてください。

この努力が入試を受ける人にも、指定校推薦を狙う人にも重要になってきます。

 

高2の勉強時間

平日は3時間、休日は6時間以上を目指しましょう!

高1より1時間多く頑張りましょう!

ただし、ベストワン藤沢校の学校長も強調していますが、高2の夏は大事です。なぜなら、この時期に受験科目を決めて、その科目の勉強時間を増やすことで、差が出るからです!高2の夏休みから受験を意識して勉強しましょう。

まだ部活で忙しい人は、夏休み中の部活の日は3時間、でも部活のない日は涼しいクーラーの中で朝から夕方まで頑張ってみて下さい。

ここで勉強習慣をつけておくと、高3になってからが楽なんです。

 

高3の勉強時間

平日は4時間、休日は8時間以上を目指しましょう!

ただし、夏休みは朝9時から夜10時までを目指してください。もちろん昼食と夕食休憩ありですよ。
ゲーム休憩を入れたい人は、朝9時から夜11時に設定して、ゲーム休憩を1時間挟みましょう。

実際に高3の受験生は1日11時間以上勉強する人が多いです。
たくさんの人がやっていると思って頑張ってください。

 

★休憩に入る前に・・・

休憩に入る前に、「休憩後はここから」と分かるようにしておくことをおススメします。すると、だらだらせずに勉強を再開することができます。

暗記をしていたときは、休憩前に暗記をして、休憩後に確認テストというのもよいですね。

 

 

予習・復習

予習

予習は、基本的には教科書を使ってください。
春休みで新学年の教科書がない場合は、教科書対応のガイドブックを購入してみてください。出版社ごとにそれぞれ、大手の出版社のものが準備されています。

高校生になると大学受験を意識しなければなりませんが、高校1年生や高校2年生は、自分の学年の定期テストで満足のいく結果を求めた方がよいでしょう。大学受験の参考書を買う前に、学年相応の学習に徹してください。それがクリアできていれば、受験に向けて一歩進んでも良いと思います。
高3生は順調に進んでいれば、志望校を意識した参考書を選ぶべきです。そのためにも志望校の過去問を早い段階で知っておいた方がよいそうです。

優先させたい教科は、やはり積み上げ型教科の英語と数学です。

英語

英語では、まだ知らない単語文法を予習しましょう。

単語の意味を調べて、新しい文法を理解します。これだけです!

予習のすごいところは、予習した内容を授業でもう一度習うことで復習となり、定着するところです。

また、大学受験で利用できる英検の準備もしたいですね。効率よく勉強するにはどうすればよいか、学校長に聞いてみました。


学校長

英検はステージ設定がきちんとされているので、例えば英検2級に合格するためには、英検2級によくでる単語をきちっと覚えることが大前提で、その上でリーディング、リスニング、ライティングを学習していくことになります。準1級によく出る単語は一旦置いといて良いわけです。合格のために無駄な学習はしなくていいから、効率よくステップアップできることになります。

数学

数学の予習は、例題です。解説を読みながら例題を解いてみましょう。

例題だけで終了です。

 

復習

上の図は、エビングハウスの忘却曲線といいます。31日後には21%しか覚えていません!
※ただし、覚えたことすべてがこれに当てはまるわけではありません。

これを利用して、研究者ピョートル・ウォズニアック氏(Piotr Wozniak)が反復間隔を算出したところ、忘れた頃に復習することで効果的な記憶ができることが分かったそうです。

「分散学習」などとも言われているその最適な復習の間隔は以下の通りです。

1回目の復習:1~2日後
2回目の復習:17日後
3回目の復習:16日後
4回目の復習:35日後

これを利用して復習の計画が立てられたら高3まで忘れずにいられます!

復習の範囲については、人によって違います。

分からない人は、教科書か問題集の巻末または章末問題を実際に解いてみましょう。出来ていないところが復習すべきところです。

対象個所の解説を読み、できるようになるまで問題を解いてください。これで完璧です。

ただ、その個所を復習するにあたって、「どこが分かっていないから解けないのか?」とか「どこから復習すればいいのか?」が分からない場合は、是非学校や塾の先生に相談してください。高校の範囲になると、ここの見極めが難しくなるので、相談したほうが効率的に復習できます。

 

(・・? 定期テスト前の場合はどうでしょうか?学校長に聞いてみました。


学校長

定期テスト対策ということであれば、そのテスト範囲に絞った内容の復習で十分です。「まずは教科書」という感じです。最近は、章末問題や巻末問題の解答も載っていますので。教科書の問題の出来具合で、次のステップが決まることになります。高校範囲になると、ゴールまでの積み重ねの量が多いので、自分の現在の位置とゴールの位置を見定めてからの戦略が必要です。

 

本格的な受験勉強

 

高2の夏または冬あたりからいよいよ本格的な受験勉強です。

ここまでの高1と高2で基礎がしっかりできていることが理想です。

さらに、この時点で志望大学と学部や学科が決まっていることが重要です。

もちろん複数の大学や学部で構いません。これらが決まっているということは、受験科目が分かります。それだけでなく、その大学に通う自分をイメージすることができるので、モチベーションアップにも欠かせないのです。

 

以下のポイントに注意して、できるだけ無駄のない効率的な勉強を実践しましょう!

もう一度自分の基礎学力を知ること

本格的な受験勉強を開始したからと言って、基礎が身についていない分野の過去問をやっても効率的ではありません。

上でご紹介したように、教科書か問題集の巻末または章末問題をもう一度解いてみてください。基礎ができていない個所を割り出すためです。ここでの結果を次の学習計画に組み込んでください。 

実践可能な学習計画を立てること

勉強時間の目安は上でご紹介した通りです。ここでの学習計画では、どの科目の何をやるかを計画してください。

この時、基礎がイマイチだった個所を優先して計画に入れます。実践可能とは、苦手分野だけを丸1日やるなど、無理な内容を避けることです。また勉強の間に「息抜き時間」を入れるなど、勉強している自分をイメージしながら立ててみてください。

「楽チンな計画」という意味ではありませんよ。きちんと休憩も入れつつ、これだけやれば必要な科目をすべて理解して、過去問も相当量こなせるという計画です。

どんどん質問すること

効率的な勉強といえば、「先生に聞くこと」ですね。学校の先生、塾の先生にピンポイントで質問してください。一人で何時間も悩むよりきっと早く解決します。

また、自分の学習計画に自信がない場合は、是非先生に見せてアドバイスをもらってください。

塾の場合、大学生の先生もいることが多いので、ついでに受験の心構え成功した対策失敗例なども聞いてみてください。充実した息抜きになると思います。

受験勉強を生活のサイクルに入れる

毎日勉強するようになれば、自然と生活のサイクルに入る人もいます。でも中には、いつまでたっても「特別にやらなければならないこと」という意識が拭えない人もいます。そういう人は、起きる時間、学校の時間、勉強の時間、テレビの時間、寝る時間などを決めてしまいましょう。学習時間をわざわざ作る時間ではなく、いつもの生活の一部にしてください。

そして受験が終わるまでは、これが自分の生活だということを自覚してください。そうすれば、勉強を始めるときに、ついダラダラしたり、なかなか参考書を開かないという効率的でない時間が減るはずです。

参考書選びや、苦手分野の克服に不安がある人は是非ご相談ください。

 

親子時間

保護者の皆さまへ

勉強法からは少し離れますが、、、

高校生ともなると、将来の事、塾選びなど、自分自身で考える子も増えてきます。それでも不安に思わない子はいないと思いますので、是非親子の時間を作ってみてください。
志望大学、専門学校の話もよいですが、やはり将来何を目指すのかが大事です。まだ決まってない場合は、それを見つけるためにどうするのか、また保護者の方はどうだったのか、経験談を話すのも良いですね。

 


学校長

本当は不安でしょうがないんです、高校生は。社会人になるわけではない(なかには社会人になる人もいるでしょうが)けれど、高校までと高校卒業後では世界が違うような、そんな空気の違いは、特に今の子は読めている。親の言いなりにはなりたくないけど、自分一人じゃ違う世界のことなんかなかなか決められない。親の言いなりにはなりたくないけど、自分のことをよく分かっている親からのアドバイスが本当は欲しい。

タイミングとしては学校の面談前が理想だそうです。もちろん明日でも構いません。親の考えを伝えるだけでも、子供にとっては目からウロコの話だったりします。

また大学受験をするかしないかについては、早い方がいいですね。専門学校に進むのであれば、どの分野なのか?その分野なら新しい専門学校の方がいいんじゃないのか?とか。さらに一人暮らしをしなければならない離れた場所の大学を希望している可能性もあります。これも早めに話し合っておいた方がいいでしょう。

 

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