スマホは受験勉強の敵か味方か?管理方法を知っておこう

 

今回はスマホと受験勉強です。

今や大人から子供まで、スマホは必需品です。なので「受験勉強の間はスマホを持たない・使わない」とはなかなか言えません。

それならば改めてスマホが受験勉強に悪影響を与えること、また逆に役に立つことを再認識して、うまくスマホを管理しましょう。

最後に、ECCベストワン藤沢校の先生や生徒さんに「受験勉強に集中するためにスマホに関して工夫したこと」と「受験勉強にスマホを役立てたこと」を聞いています。

スマホが受験勉強に与える悪影響

まずは悪影響からです。
「そんなことは分かってる!」と言われそうですが、再認識しておくことも大事です。

勉強時間が減る

保護者の方や友人からも、お子さんのスマホに関して以下のような悩みを聞きます。

  • とにかく動画!机に向かいながら実は動画を見ている
  • メッセージがくるのか、しょっちゅうスマホに何かを入力している
  • 親指で画面をしょっちゅう送っている。多分SNSの投稿を見ている

スマホが手元にあると、メッセージが来たり、SNSや動画が気になります。

「夜の8時から10時までは机に向かって勉強をする!」と決めても、これでは2時間勉強したとは言えません。
手元にスマホがあると、実は勉強時間が減っているのです。

このことを意識しておいて下さい。

メンタル面に影響が出る

受験勉強はいつでも順調に進むわけではありません。そういう時に友だちのSNSを見て、友だちが勉強をすごく頑張っていること、そして成績が上がったことが分かると、落ち込んでしまうことがあります。

また逆に、自分より成績の良い子が楽しそうに遊んでいる様子や、自分以外の友達が複数人で遊んでいる様子がSNSにアップされているのを見ると、勉強のモチベーションが下がったり、孤独感を感じたりと、勉強に悪影響が出ます。

勉強したつもりになる

何か知りたいことがあると、今はスマホで検索するのが当たり前のようになっています。例えば英語の意味を調べるなど、すぐに勉強に戻れる調べものならよいのですが、「これを見れば有名大学に入学確定!」などの動画を見てしまう可能性もあります。こういう動画を見て、勉強したつもりになってしまう子も多いようです。でも実際には、この動画を見ている間は勉強は進んでいません。そのことをもう一度認識しておきましょう。

こういう悪影響を考えると、少なくとも問題を解いている間、暗記をしている間は手元にスマホは置かない方がよいでしょう。

 

スマホが受験勉強に役立つこと

ただ、なんでもかんでもアプリの時代。アプリやその機能を逆に受験勉強に役立てている人もいるようです。

音声機能を使う

音声を録音するアプリを使って、暗記したい内容を自分の声で録音する、またはオーディオブックを使うそうです。その音源がスマホに入っていれば、あとはイヤホンさえあればどこでも勉強ができます。ノートを開く必要がないので場所も取りません。さらにやる気がなくて、カバンからどうしても参考書やノートを出したくない場合でも、スマホにタッチするだけで勉強を開始できます。

写真を使う

写真を使う人もいます。覚えたい内容を写メして、電車やバスの中でそれを見ながら暗記をします。これなら、車中でごそごそと勉強道具を出さなくても勉強が始められるので便利ですね。

スマホ依存対策アプリを使う

いつも手元に置いてしまいがちなスマホですが、受験勉強期間中は上限時間を決めてしまうのも一つの手段です。

今は以下のように色々なアプリがあります。

  • スマホ依存度を知る診断系アプリ
  • スマホを使える上限時間を決めるアプリ
  • スマホの使用時間を計測するアプリ
  • 他のアプリの操作を禁止するアプリ

ゲーム感覚で続けやすいアプリもあるようなので、自分に合ったアプリを見つけてスマホの利用時間を管理してみてください。

 

先生や生徒さんたちの体験談

ECCベストワン藤沢校の先生や元生徒さんたちに2つの質問をしてみました。
リアルな回答を頂いています。是非参考にしてみてください。

質問① スマホを触らずに受験勉強に集中するため、何か工夫をしましたか?

 


M先生

スマホを家において図書館に行く、または充電を20%くらいにしておいて図書館で勉強していました。

 


A先生

ゲームなどのアプリは消していました。LINEやインスタグラムなどは、通知音が鳴ったりすると気になって見てしまうので、通知オフにしていました。

 


K先生

携帯電話の購入を大学受験が終わるまで我慢しました。

 


Mさん

自分でルールを作りました。ゲームが大好きだったので、「定期テスト前は、絶対にゲームはしないけど、ログインボーナスだけはゲットしてよし」とか。「定期テストが終わったら、1日だけゲームをしてもよし」とか。

 


Yくん

夕食が終わった後から翌日の朝まではスマホを親に預けていました。朝起きるまでは絶対にスマホに触らないと決めて勉強しました。

 

やはり工夫&我慢をしていますね。受験が終わるまで購入を我慢したK先生はすごい根性です。尊敬申し上げます。

 

質問② 逆にスマホを受験勉強に役立てたことはありますか?

 


M先生

音楽をききながら勉強しました。ただし好きな音楽ではなく、知らないクラシックなどです。
それから忘れてしまった英単語を調べるのが面倒なときにはsiriを使っていました。

 


A先生

電車やバスに乗っている時は、スマホで英単語や歴史の一問一答などをアプリでやっていました。参考書を読むのもいいと思いますが、混んでいる時や立っている時には、スマホの方が片手でやりやすくて良いと思います!

 


Kくん

やる気がない時に「効率的が上がる勉強法」などの動画を見ました。気に入ったフレーズを紙に書き、机の前に貼り、モチベーションを上げました。

 


Sくん

単語の暗記アプリは使っていました。通学中のバスの中は便利でしたよ。

 

やはり出ました!アプリ、そしてsiri。時代を感じます。
現在は、勉強法・勉強効率化アプリ、暗記に役立つアプリ、勉強集中に役立つアプリなどのランキングも出ていますので、こういうところから自分に合ったアプリを選ぶのもよいかもしれませんね。

スマホの封印までは無理という人は、スマホを時には敵、時には味方だと認識して工夫することが、受験を乗り越える大きなポイントになりそうです。

 

無料体験予約やご相談について

無料体験予約・ご相談はこちら

 

キャンペーン情報

 

ページ上部へ