高校生の受験には英検がオススメ!大学合格に必要な英語力を問う英検とは

高校生の受験には英検は必須!大学合格に必要な英語力を問う英検について

大学入試を受ける予定の高校生であれば、英検の取得を狙う方は多いのではないでしょうか。しかしなぜ英検を受けるのかとあらためて問うと、はっきりとはわからない場合もあるかもしれません。今回は高校生が英検を受験するべき理由と、高校生が取得しておきたい英検の級や、その試験内容をご紹介します。さらに「ECCベストワン 藤沢校」の高校生コースについても解説するので、ぜひとも参考にしてください。

1. 高校生が英検を受験するべきなのはなぜか?

まず高校生が英検を受験すべき理由について、ご紹介していきましょう。 2020年度を境に、これまでの教育が大きく変わりました。1990年から30年続いてきた大学入試センター試験が廃止され、その代わりに「大学入学共通テスト」が実施されるようになったのです。 また、英語に関してはこの「大学入学共通テスト」に加え、民間英語試験の実施を導入予定でした。しかし、2019年11月1日に導入延期が決まりました。民間試験が導入されないことで、大学入試に英検は関係がなくなるのではないか、と思われるかもしれません。 「英語外部検定利用入試」という言葉をご存じでしょうか?これは、入学試験の際に英検など、外部の英語検定試験で得たスコアや成績を利用できる入学制度のことです。この入試制度はすべての学校で導入されているわけではありませんが、2018年度は全国150以上の学校が英語外部検定利用入試を導入しており、今後さらに増えると予想されています。 そのため、民間試験が導入されないからといって大学入試に英検が不要になるわけではなく、さらに必要度が上がると考えられるでしょう。英語外部検定利用入試には、大きく分けて、以下4つの利用方法があります。

1-1.出願資格

英検などの外部検定で、ある一定の結果を出した生徒にのみ出願の資格を与える制度として、利用されます。推薦や、総合型選抜入試(※)で利用されるケースが多いようです。 ※総合型選抜入試・・・かつてのAO(アドミッションズ・オフィス)入試のこと。高校における成績や小論文、面接などで生徒を評価し、入学の可否を判断する制度。推薦入試は出願が11月以降と決められているのに対し、総合型選抜入試には決まりがない。

1-2.得点換算

英検など、大学が指定する検定に合格していれば、入試の英語の得点として換算利用できる制度です。一般試験に多く利用されています。例を挙げると、「英検2級合格者は、英語入試の80点に換算可能」「英検準1級合格者は、英語入試の100点に換算可能」などの換算方法になります。

1-3.加点

大学が指定する検定に合格した場合、入試で獲得した点数に加点されるという制度です。たとえば、「英検2級合格者は、英語入試の総合点に10点上乗せされる」などの加点方法になります。

1-3.合否参考・判定優遇

たとえば同得点の受験者が複数いた場合、大学が指定した外部検定に合格している人が優遇されるといった制度です。上記の3つ「出願資格・得点換算・加点」を含めて、「判定優遇」と呼ぶ場合もあります。 以上4つの方法のどれかを利用する場合、入学願書と一緒に、英検などの外部検定の合格証明書を提出しなければなりません。必ず、各大学の要綱をしっかり確認しておきましょう。 このように、英検を含む外部検定と入試の関わりは、民間試験導入の延期後も続いていきます。そして数ある外部試験のなかでも、英検は対策本が充実していたり、公式ホームページで過去の問題を公開していたりと、事前の対策がとりやすい試験です。

2. 高校生が目指すべき英検の級とは

ここまでは、英検の必要性についてお伝えしました。それでは高校生は、英検の何級を目指すべきなのでしょうか。まずは、あわせて7段階の各級の基準をご説明します。

・1級:大学上級
・準1級:大学中級
・2級:高校卒業程度
・準2級:高校中級
・3級:中学卒業程度
・4級:中学中級
・5級:中学初級

このように、高校生が取得して進路に活かすための最低基準の英検は、準2級以上であることがわかります。また、合格率が10%といわれている英検1級は難易度が非常に高く、世界で活躍する人材の英語力を証明するのに対応しているものです。高校生で取得する必要性は、高くないと考えられます。

3. 英検準2級と2級、準1級の試験内容

以下からは、さらに具体的な英検準2級と2級、準1級の内容について解説していきましょう。

3-1. 英検準2級の試験内容

75分の筆記試験と約25分のリスニングによる一次試験と、約6分の面接によるスピーキングテストに分かれています。英語が得意な人なら、中学生でも取得できるでしょう。

3-2.英検2級の試験内容

85分の筆記試験と約25分のリスニングによる一次試験と、約7分の面接によるスピーキングテストに分かれています。大学受験の英語の試験対策をするうえでも、受ける価値がある内容です。ここまで取得しておけば、ある程度の大学で有利に働きます。

3-3.英検準1級の試験内容

90分の筆記試験と約30分のリスニングによる一次試験と、約8分のスピーキングテストに分かれています。準1級から難易度が一気に上がり、ほとんどの有名大学で利用できる資格です。

4. 「ECCベストワン 藤沢校」の高校生コース

「ECCベストワン 藤沢校」の高校生コースでは、現役で志望大学への合格を目標にしています。そこでまずは、高校の授業や定期テストでの成績アップを目指します。   3年間の高校生活を通じて、普段からコツコツとよい成績を積み重ねていけば、内申点が上がり指定校推薦を受けられるなど、志望校の選択肢が広がるでしょう。そのため、高校での授業がスタートから遅れないように、中学卒業前から高校準備講座もご用意しています。 また勉強だけでなく、部活動や友達との時間も大事という忙しい高校生にぴったりの、柔軟なカリキュラムによる個別指導も実施中です。一度きりの学生生活を充実したものにできるよう、精一杯サポートいたします。

5. まとめ

まとめ

今回は高校生が英検を受験するべき理由と、高校生が目指すべき英検の級とその試験内容、「ECCベストワン 藤沢校」の高校生コースについて解説しました。「ECCベストワン 藤沢校」は、完全個別指導で小学生から大学合格に確実に近づく方法をお教えいたします。ぜひともお気軽にお問い合わせください。

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